子どもの足とくつと暮らし
First

赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる理由!対処法とは?


赤ちゃんにファーストシューズを履かせると、嫌がることがあります。

泣いたり、逃げたりすると、「無理に履かせるのは可哀想……」と感じて、尻込みしてしまうことはないでしょうか。

今回は、赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる原因と対処法についてご紹介します。

ファーストシューズの履き慣らしはいつからする?

ファーストシューズの履き慣らしは、赤ちゃんが10歩程度歩けるようになった頃に行うのが目安です。

また、最初は屋内で靴を履かせます。

段々と慣れてきたら、屋外で歩く練習を行うようにしましょう。

ファーストシューズを嫌がる理由

赤ちゃんがファーストシューズを履く時に嫌がる場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。

以下、順番にご紹介します。

素足や靴下とのギャップを感じるから

素足や靴下で過ごしていた赤ちゃんが、ファーストシューズを履くとギャップを感じるので嫌がることがあります。

やはり初めてのことは慣れるまで時間がかかります。

大人も初めて履く靴はギャップを感じるように、赤ちゃんもファーストシューズの感触に意識が向きやすいです。

違和感があるから

赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる理由の一つに、足にまとわりつく感覚が不快というものがあります。

靴の性質上、仕方ないことですが、赤ちゃんからすると「怖い」と感じることがあります。

ファーストシューズが怖いものでないことを優しく教えてあげましょう。

ファーストシューズを嫌がる場合の対処法

赤ちゃんがファーストシューズを履く時に嫌がる場合、どのような対応を行うと良いのでしょうか。

「怖い」と感じる気持ちを、「楽しい」気持ちで上書きすることを心がけてみてください。

1.赤ちゃんを抱っこして声掛けをする

まず初めに、ファーストシューズを、すぐに履かせるのではなく、赤ちゃんの目の前に出して「かわいい靴だね」「これを履いていろんなところにお出かけしようね」などと前向きな言葉を伝えるようにしてください。

ファーストシューズに対する不安な気持ちを取り除くことができます。

2.楽しい雰囲気の中、履かせる

続いて、ファーストシューズを楽しい雰囲気の中、履かせるようにしましょう。

靴のマジックテープをはがす時に「ビリビリビリ♪」と言ったり、靴を履かせる瞬間に「スポッ!」と言ったりするのも楽しいです。

赤ちゃんの様子を見た上で、ファーストシューズを履かせたり脱がせたり、同じ動作を繰り返すのも遊び心があって楽しいです。

3.ふれあいを大事にする

赤ちゃんにファーストシューズを履かせる時は、嫌がらなくても、ふれあいを大事にしましょう。

安心感を与えることができます。

例えば、手を離してしまうと「「靴を履く=ママ・パパが遠くに行く」と嫌なイメージが刷り込むことがあります。

最初は、赤ちゃんの両脇を抱えたまま、「一歩、二歩♪」と一緒になって歩くのも楽しいです。

4.そばにいる

赤ちゃんが歩く練習をする時は、できるだけそばにいるようにしてください。

例えば、テーブルでつかまり立ちをしながら歩く時も、スマホなどを見ずに、しっかりと向き合うことが大切です。

笑顔で赤ちゃんを見つめて、疲れたら一緒に休むように、ママ・パパと歩く練習を繰り返すと、靴に対する嫌なイメージも払拭できます。

どうしても赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる時に押さえておきたいポイント

どのような対処法を取っても、赤ちゃんがファーストシューズを嫌がることがあります。

ここでは、押さえておきたいポイントについてご紹介します。

靴のサイズが合っているか確認する

ファーストシューズが赤ちゃんの足に合っていないと不快な気分から、どのような対処法を取っても嫌がることがあります。

靴はメーカーによってもサイズに違いがあります。

特に、一度も試着していない靴を履かせている方は注意。

場合によっては、新たなファーストシューズを買い直す必要があるかもしれません。

靴が重い・硬すぎないか確認する

ファーストシューズが重い・硬すぎる時も、赤ちゃんが履くのを嫌がることがあります。

例えば、スキーブーツを履く時に思うように歩けないので不快感を覚える方もいるでしょう。

それと同じように、赤ちゃんも締め付けがある靴が苦手です。

どのような対処法を取っても、ファーストシューズを嫌がる時は、柔軟性がある軽い靴を購入してみてください。

まとめ

今回は、赤ちゃんがファーストシューズを嫌がる原因と対処法についてご紹介しました。

実は、赤ちゃんがファーストシューズをすんなり履いて、楽しそうに歩くケースは珍しいです。

やはり最初は違和感を覚えて、泣いたり嫌がったりすることが多いです。

靴が怖いものではないことを、ママ・パパとのふれあいを通じて伝えていきましょう。

また、どうしても嫌がる時は、ファーストシューズが赤ちゃんに合っていない可能性も考えられます。

柔軟性がある軽い靴をファーストシューズに選んでみてください。